失敗その1 ネクタイ製作3

_M2A0207

せっかく苦労して手に入れたお気に入りの生地でも、商品にできないこともあるっていう話を書こうと思います。 これが日本の縫製会社からあがってきた、エストニアのウール生地を使ったサンプルです。

tundra ネクタイ製作
なんだか大丈夫そうに見えますよね? けど裏側の剣先はこんな感じです。

tundra ネクタイ製作

ネクタイの剣先は、表の生地を裏に折りこんで縫わないといけないのですが、糸が太くて柔らかいため、角がボロボロほどけてしまうんです。サンプルは2つ作って、2つとも同じでした。 でもこの生地、どうやってもネクタイにできないのかというと、そうでもありません。通常、ウールを使ったニットタイは下の写真のように剣先がとがっていないタイプが多いです。

tundra ネクタイ製作

ただ、このタイプは普通の剣先がとがったネクタイとは縫製の仕方が違って、普通のネクタイのように生地を裁断して縫製するという行程がありません。簡単に言うと、セーターやニット帽と同じで、生地を編む作業だけで商品を完成させるということです。これはつまり、生地をつくっているエストニアの織り手さん(もちろんネクタイをつくったことのない)にネクタイの完成まで手掛けてもらうことになり、時間とクオリティの面でブランドスタートには間に合わないと判断したわけです。けどニットタイはとてもやりたいので、近いうちに動きたいと思います。

別の理由で断念した生地はまだあって、そちらは真剣に落ち込みました・・ また次回。

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

ネクタイ専門ブランドTUNDRA