失敗その2 ネクタイ製作4

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ネクタイの商品化を断念する理由は、生地縫製の問題だけではありません。 こちらの写真をご覧ください 。サンプル生地でつくっているのでつぎはぎになってしまってますが、悪くないですよね?これはカンボジアのシルク100%の生地で、オールハンドメイドです。

ネクタイ製作 TUNDRA

この織物はとても美しい絣織りで、個人的にすごく気に入っていて、デザインのパターンもいろいろ考えていました。が、実際にこのネクタイをして1日過ごすと、こんなことに・・

ネクタイ製作 TUNDRA

そうです。色が落ちてしまっているんです。生地の色落ちは、海外の工房で確認する必須項目なので、もちろんこの工房に行ったときも直接責任者に聞いて、「色落ちはしない」と確認をとっていました。それでも結果はご覧の通り・・ 工房をかばうために言う訳じゃないですが、「色落ちしない」という言葉がうそだったわけではなく、ある意味しょうがないんです。

ネクタイというのはアパレルのなかでも特殊でして、白いシャツに結構強めに生地を擦り付ける商品なんて、他にないですよね。つまりネクタイにおいては「色落ちしない」を高いレベルでクリアしないといけないんですが、この工房はネクタイをつくった経験がないので、そのレベルがわからないのは当然といえば当然です。結局は、つくって着てみないとわからないのです。

とはいえ、この生地がブランドスタートに間に合わないショックはとても大きかったです。カンボジアにもこの工房にも個人的に思い入れがすごいあったし、写真の生地以外にもめちゃくちゃいい伝統模様があって、それをどうしても商品化したくて・・ けど、染料というのは色によって原料が違うので、時間はかかるけどテストすれば大丈夫な色もあるかもしれないし、赤も原料を変えれば色落ちしなくなる可能性はあります。

ということで、工房とは今後もコミュニケーションをとりつつ、いつか必ずやりたいです!

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

ネクタイ専門ブランドTUNDRA