
女性がプレゼント用に購入するネクタイと、男性が自分のために購入するネクタイでは嗜好が異なるので、デザインによって売上にばらつきがあります。女性はどんなネクタイを男性にして欲しいのか、一方男性はどんなネクタイをしたいと思っているのか。その違いを明らかにすべく、まずは「女性が男性へプレゼント用に選んだネクタイ売上ランキング」をご覧ください。
このランキングは、2019年の公式サイトの女性が購入した売上を元に、かつ2019年10月時点で在庫がある商品で構成しています。
1位:ヴィンテージ・ストライプ NAVY2
人気のヴィンテージ・ストライプシリーズです。濃紺をベースに、100年以上前の英国で織られたレジメンタルを復刻しています。デザインは、270年の歴史を持つイングランドのシルク工房が保存している20万点以上のデザイン・アーカイブをベースに改良された、TUNDRAオリジナルです。
2位:梟 DARK RED【シルク・ネクタイ】
幸福、知識の象徴と言われる梟(フクロウ)をあしらった小紋ネクタイで、フォーマルにもカジュアルにも、シーンを選ばない1本です。よく見ると、梟の目が黄色に光って見えるデザインです。シルク生地は、270年の歴史を持つイングランドのシルク工房が保存している20万点以上のデザイン・アーカイブをベースに改良された、TUNDRAオリジナルです。
3位:Earl of St Andrews 【タータンチェック・ネクタイ】
濃紺をベースにしたシンプルなタータン柄、Earl of St Andrews。定番のアズーロ・エ・マローネを品良く着こなせる一本です。Earl of St Andrewsは、1900年代初頭、ジョージ王子(当時のアンドリュー伯爵)のためにデザインされたタータンチェックです。スコットランドに伝わる、120年の歴史を持つ工房で織られたタータンチェックを使用しています。
Earl of St Andrews 【タータンチェック・ネクタイ】
4位:オーブ【シルク・ネクタイ】
レトロなオーブ型のデザインをあしらった小紋ネクタイです。個性的なデザインでありながら、どんなシャツ・スーツにも合わせやすい、汎用性の高い一本です。シルク生地は、270年の歴史を持つイングランドのシルク工房が保存している20万点以上のデザイン・アーカイブをベースに改良された、TUNDRAオリジナルです。
5位:ヴァニーヤーシュ・キフリ 【ハンドメイド・ネクタイ】
手織物特有の、レトロで温かみのある大柄模様が施されたデザインです。通常のネクタイより生地が厚いため、立体感なノット(結び)がつくれます。シンプルなプレーンノットや、 プレーンノットを少し崩して結ぶのもおすすめです。生地は、ハンガリーのパローツ地方にある工房にTUNDRAが特別発注したオリジナルで、すべて手作業。1日に数メートルしか織れないため、量産するのが難しい商品です。19世紀から引き継がれてきた伝統模様は、当時の織り手さん達の周りにあった花、木、果物から星、神様まで様々です。
6位:Stewart of Bute 【タータンチェック・ネクタイ】
ワインレッドを基調にしたタータン柄、Stewart of Bute。英国的な新鮮さと、クラシックな装いを演出します。Stewart of Buteは、1371年から1714年まで続いたスコットランド起源の王朝でもあるStewart(ステュアート)の分家、 Bute(ブート)のためにつくられたタータンチェックです。スコットランドに伝わる、120年の歴史を持つ工房で織られたタータンチェックを使用しています。
Stewart of Bute 【タータンチェック・ネクタイ】
7位:ボールドストライプ NAVY【コットンリネン・ネクタイ】
幅の広いストライプを大胆に2色で表現しました。やや厚手のコットン・リネンを北欧特有のミニマルデザインに落とし込んだ、シンプルでありながら存在感のあるネクタイです。スウェーデン郊外にある、家族経営の工房で織られた生地を使用しています。北欧諸国で古くから親しまれてきたコットン・リネンの製法を受け継ぐ、数少ない工房です。
8位:ビルシャルマシャイト 【ハンドメイド・ネクタイ】
愛らしい模様が連なる、カジュアルな1本。通常のネクタイより生地が厚いため、立体感なノット(結び)がつくれます。シンプルなプレーンノットや、 プレーンノットを少し崩して結ぶのもおすすめです。生地は、ハンガリーのパローツ地方にある工房にTUNDRAが特別発注したオリジナルで、すべて手作業。1日に数メートルしか織れないため、量産するのが難しい商品です。19世紀から引き継がれてきた伝統模様は、当時の織り手さん達の周りにあった花、木、果物から星、神様まで様々です。
9位:Scottish Borderland【タータンチェック・ネクタイ】
ソフトなブルーとグリーンを背景に、イエローとホワイトのラインが交差する、スコットランドの風景を想起させる色使いが印象的なデザインです。スコットランドとイングランドの国境地帯(ボーダー)に見られる景色の色彩にインスパイアされたタータンです。特定の一族のためのタータンではなく、その地域のためのディストリクト・タータンです。スコットランドに伝わる、120年の歴史を持つ工房で織られたタータンチェックを使用しています。
10位:パンヌカック RED 【リネン・ネクタイ】
クラシックな北欧デザインを踏襲したストライプ柄です。リネン/コットン生地で織られた、マットでざっくりとした風合いのネクタイです。フィンランドの首都ヘルシンキから300km、人里離れた老舗リネン工房。ロシア革命後の1920年に創業し、過去にはあのマリメッコ創業者のアルミ・ラティアの弟もここで働いていたとか。この森に囲まれた工房で織られたTUNDRAオリジナルです。
総評
イングランド・シルクの「梟」やスコットランドのタータンチェックなど、「男性が自分用に選んだネクタイ売上ランキング」と多少被っているものの、男性のランキングには入っていなかったハンガリー、フィンランドがランクインしています。「男性が自分用に選んだネクタイ売上ランキング」と比べると、男性が保守的な色・柄を求めているのに対して、女性は色は明るめ、デザインは少し可愛げのあるネクタイを好んでいるのが、顕著に出ていますね。
男性へのプレゼントに迷っている方は、一体どのようなネクタイを男性はプレゼントして欲しいのか、こちらの記事が参考になると思いますので、是非ご覧ください。
ちなみに、TUNDRAのネクタイプレゼントボックスはこんな感じです。
同じキューブ型で、別バージョンもご用意しました。古紙配合率100%で、一つ一つ微妙に異なる石のような表情を持つ紙を使用したオリジナルのプレゼントボックスです。四隅をホッチキスで留め、TUNDRAロゴ部分は凹凸のある活版印刷で仕上げました。
TUNDRAは世界の伝統織物でつくるネクタイブランドなので、ご購入頂いたネクタイ生地の、工房カードを一枚お付けしています。
カードには工房の写真(表)と説明文(裏)が記載されており、国別で内容が異なります。
ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。