ストゥントレンのカンボジアシルク4 カンボジア01-10

この工房は、カンボジアの伝統織物を継承する目的で設立されました。カンボジアの絹織物の歴史は、9 世紀に始まるクメール王朝 ( アンコール王朝 ) 時代に、インド、タイ、ベトナムから伝来したことから始まったと言われています。

織り方はもちろん、蚕の育て方、蚕の餌となる桑の栽培方法が母から娘へ代々伝えられていきました。ところが 1970 年以降、20 年以上に及ぶ内戦により、人々の生活とともに蚕が生息できる自然も荒らされ、多くの織りの伝統も断ち切られてしまった のです。しかし 1993 年に23 年ぶりの統一政権が誕生し、内戦が終結すると、絹織物の伝統も徐々に復興に向かっています。今では、絣(*)と染色の高度な技術と多様性は世界的に評価されています。 (*) かすり :糸を染める前、模様を出したい部分をあらかじめ他の糸でくくることによって防染し、織ったときに テキスタイルに模様が現れる織りの種類
ストゥントレン カンボジアシルク
チャンさんにひととおり工房の説明をしてもらった後、ここで織られた商品を見させてもらいました。クオリティが高いだけではなく、伝統デザインと手織物が生み出す温かみがたまりません。
ストゥントレン カンボジアシルク

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

ネクタイ専門ブランドTUNDRA