グラスゴー大聖堂|スコットランド旅行記07

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グラスゴーで最も感銘を受けたのが、グラスゴー大聖堂でした。

ここにはグラスゴーの守護聖人、聖マンゴーが眠っています。6世紀、スコットランドの地にキリスト教を広め、「聖マンゴーが建てた教会からグラスゴーの街が始まった」ともいわれる伝説の人です。12世紀に建てられたこの大聖堂は、16世紀に宗教施設がことごとく破壊された宗教改革から奇跡的に免れた、スコットランド本土に唯一現存する中世の大聖堂でもあります。

都会的なグラスゴーの中心から少し外れた静かな地区で、黒くそびえる尖った建物が一際目立ちます。
グラスゴー大聖堂

グラスゴー大聖堂

中に入ると荘重なアーチに圧倒され、数世紀にわたり何度も修復が繰り返されたという、高さ32mの木製天井に見入ります。
グラスゴー大聖堂

そしてその下には、さらに美しい地下聖堂が広がっています。
グラスゴー大聖堂の地下

グラスゴー大聖堂の地下

グラスゴー大聖堂の地下

以前、世界中の教会、お寺などを見て回るのが趣味の「宗教建築マニア」なる人と話したことを思い出しました。彼曰く、いろいろな国の宗教建築を見てきたけど、結局すごいのは日本のお寺だと。もちろん建築の好みは個人で分かれるところですが、東大寺をはじめとする日本のお寺の保存、修復、管理システムは凄いらしいです。確かに観光名所になっている海外の古い建築物を見に行って、ボロボロだったってことありますよね。けどグラスゴー大聖堂は、そういう意味でも素晴らしいと思いましたね。

さらに余談ですが、ここへ行く前日、熊本で地震が起きたとネットニュースで見ました。歴史的に、日本でも海外でも、建造物が破壊される原因は戦争、火災、落雷などが多く、実は地震が原因になることは少ないです。が、やはりあの悲惨な映像を見た後にここへ来ると、もしスコットランドが地震の多い国だったらと、想像せずにはいられませんでした。それと同時に、人はなぜ古い建造物に惹かれるのかを、大聖堂を出てからずっと考えていました。構造的なデザインはもちろんですが、「経過した時間」が関わっているのは間違いがなく、戦争や自然災害を乗り越え、人に愛され守られてきたストーリーを勝手に想像してしまうのは、建造物に限ったことではありません。すべての「古いもの」に共通した、楽しい魅力です。

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

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