気がつくと工房に来てから5時間も経っていて、もうすぐ帰りのバスの時間です。急いで倉庫を案内してもらい、ネクタイ用にサンプルを何種類かもらいました。他の国と同様、ここにもお店が併設されています。お店といっても2階の事務所と同じフロアにある、地元の人達のための簡易的なものです。この日もお客さんが一人いたけど、本当に周りに何もないところなので、わざわざ車でここまで来たのかなーとちょっと不思議ですが。
伝統織物を巡る旅
ヨキピーの織物工房2 フィンランド02-05
小さく感じた工房の建物ですが、織り機は地下にあります。
ヨキピーの織物工房1 フィンランド02-04
極寒の1時間待機を経て、ようやく織物工房に到着。バスを降りた時点で何もないところでしたが、この工房はさらに森の奥にありました。
ヨキピーの雪景色 フィンランド02-03
バス内で軽くパンを食べたりしていたのでお腹は減っていませんが、希望は薄いと思いつつ、周辺を歩いてみます。というか動かないと寒さを我慢できないんです。 バス停から見える建物で一番目立っていたのがこの風車。
ヘルシンキからヨキピーへバス移動 フィンランド02-02
早朝、できるだけ音をたてないように身支度をすませ、駅前のバス停へ。ヘルシンキからヨキピーへはOnniBusという会社のバスが運行していて、ネットで簡単に購入できます。 2階建のきれいなバスは、なんとwifiもつながってかなり快適です。前回と違い、雪のなかったヘルシンキでしたが、走り出して30分もするとみるみるうちに雪景色に。
ヘルシンキでAirbnb フィンランド02-01
こんなに早く実現できた2度目のヘルシンキ。早速トラムに乗り、Airbnbで予約したアパートへ向かいます。ヘルシンキ中央駅から徒歩5分という好立地で1泊38ユーロ(約5,100円)は、かなり安いです。トラベルアドバイザーで調べたホテルは安くても70ユーロ(約9,500円)からでしたから。
タリンからフェリーでヘルシンキへ エストニア01-02
タリン港のフェリー乗り場へ向かい、出発約1時間前にチェックイン。前日予約したチケットはタリン – ヘルシンキ往復70ユーロです。 チェックインしないといけないところは飛行機っぽいですが、それ以外は国境を越えるとは思えない気軽さです。フェリーに向かう通路に麻薬犬がいましたが、荷物検査も重量測定もないので、基本的になんでも持ち込めます。こんなセキュリティーで大丈夫かなと思ってしまうほど。
リガからタリン、ヘルシンキへ エストニア01-01
ラトビアに入る前、フィンランドへトランジットして訪れたヘルシンキが大好きになり、なんとか近いうち行けないかなあと思っていました。けど、よく考えればラトビアの次に行く予定だったエストニアの首都タリンは、バルト海を挟んでヘルシンキまで100km足らず。調べてみると、フェリーで片道たった35ユーロ、最短で1.5時間で行けるらしい。
リンバジからリガへ ラトビア01-09
織物工房に行くとどうしても長居してしまいますが、通訳さんがいるときはなおさらです。会話時間が単純計算で2倍になるので、帰りのバスや電車の時間を忘れてしまってヒヤヒヤすることもあります。 工房のヤーニスさんに挨拶を済ませ、通訳のズィントラさんに、何時発のリガ行きのバスに乗りたいということをラトビア語で紙に書いてもらいました。
リンバジの織物工房3 ラトビア01-08
一通り工房の説明をしてもらった後、倉庫に向かいます。 大量の資料やサンプルを見ながら、織りの種類、厚さなどをチェックします。そして、ネクタイにマッチしそうな伝統模様やパターンを探して、それらに意味やストーリーがあるのか確認。気になるサンプルをいただいたり、購入したり、持って帰れないものは資料として大量に写真を撮ります。