ストゥントレンからプノンペン1 カンボジア01-11

ストゥントレンからプノンペンへの移動。 ストゥントレンは英語の話せる人が少なく、着いてすぐ話しかけてきたバイクタクシーの兄ちゃんが、おれはバス会社でも働いているというので、プノンペン(約200km / 15USD)へのバスチケットも買いました。

出発当日の朝、大きい荷物はバスの荷台に入れるみたいなので、自分のスーツケースを係りに預ける。すると整理番号かなにかを、スーツケースの取手部分にマジックでまさかの直書き。しかも、やっぱり座席に持って行けってことに・・

ストゥントレン

乗客は全員ローカル。言葉はわかりませんが、「シェムリアップ」という単語がやたら耳に入ってきました。僕が行きたいのはここから南のプノンペンで、シェムリアップは西なので方向が全然違います。一気に不安。何か騙されていないか、間違ったチケットを買ってしまったのではないか。google mapで現在地を確認すると、どんどん西へ。完全にやられたと思い、これはもう考えてもしょうがないので、降ろされたところで高いけどタクシーをハイヤーするかとか考えつつ、読書で時間をつぶす。1時間くらいたって再び現在地を確認すると、どうやら南下してプノンペンに向かっている!僕の早とちりでした・・ 安心したのもつかの間、お昼休憩がやってきました。パーキングエリアのようなところに食堂があり、そこで食べればいいのですが、バスに残って持参の弁当を食べている人もいるんです。おかげで僕は自分の荷物が心配で長時間バスから離れることができず、とりあえずトイレだけ済ませてすぐ戻ることに。すると、ローカルのひとりが手招きしています。そして食べろというジェスチャーとともに見せてきたのがこれ。

ストゥントレン いなご

イナゴ(コウロギ?)です。一瞬「おれってベジタリアンなんやけど、昆虫ってどうしよ?」と思いましたが、外国人のリアクションを早く見たがっているローカルの人達の目線に急かされ、ひとつ頂く。エビみたいな味でまあまあおいしい。かなり大げさなリアクションで「グッド!!」と言うと、おれのも食えと周りの4,5人にも勧められました。人生ではじめて、昆虫でお腹いっぱいに。 バス内でひとり大きな荷物を持った外国人である僕を、この人達は心配して見てくれていたんですね。そんな人達に荷物を盗られると思っていたとは・・・ 続きは次回。

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

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