ボーダーズのタータン工場|スコットランド旅行記02

ボーダーズ(Borders)とは、スコットランド南部、イングランドとの境にあたる地方をいいます。スコットランドでのタータン(チェック)発祥の地は北部ですが、19世紀以降、イングランドをはじめ世界中で流行してからはボーダーズ地方に数多くのタータン織物工場ができたのです。

その後、タータンの生産はより安くできる海外へと移り、多くの工場は閉鎖してしまいましたが、昔ながらの製法で本物のタータンをつくり続ける工場が、ボーダーズにはまだまだあります。なかでも、いくつか有名な工場が集まるセルカーク(Selkirk)に行ってきました。

エディンバラからバスで2時間で来れるセルカークは、こじんまりとした小さくてかわいらしい街です。よっぽどタータンに興味のある人でないと観光で来るような街ではないのですが、地理的にもそう遠くない、同じイギリスの湖水地方によく似た素晴らしい街並みです。エディンバラと同じく、坂が多いのも特徴です。
セルカーク

セルカーク

そして、今も稼働し続ける工場、閉鎖してしまった工場が連なっている通りがあります。ちなみに、スコットランドで織物工場は英語でmill(ミル)と呼ばれることが多いです。

セルカーク

セルカーク

セルカーク

これらの並びに、世界的に有名なタータン工場、Lochcarro(ロッカロン)があります。中を見学させてもらったので、詳しくは次回

ネクタイ専門店TUNDRA(ツンドラ)が投稿いたしました。

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