インヴァネス|スコットランド旅行記08

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スコットランド北部、ハイランド地方で最も大きな街が、インヴァネス(Inverness)です。といっても人口わずか5万人、鳥取県の10分の1以下。広大な自然が広がるハイランドは、ヨーロッパで最も人口密度の低い地域なのです。インヴァネスは幻のネッシーのネス湖としても知られていますが、ハイランドはタータン(チェック)の歴史においてとても重要な土地でもあります。

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グラスゴー大聖堂|スコットランド旅行記07

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グラスゴーで最も感銘を受けたのが、グラスゴー大聖堂でした。

ここにはグラスゴーの守護聖人、聖マンゴーが眠っています。6世紀、スコットランドの地にキリスト教を広め、「聖マンゴーが建てた教会からグラスゴーの街が始まった」ともいわれる伝説の人です。12世紀に建てられたこの大聖堂は、16世紀に宗教施設がことごとく破壊された宗教改革から奇跡的に免れた、スコットランド本土に唯一現存する中世の大聖堂でもあります。

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グラスゴー|スコットランド旅行記06

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スコットランド最大の都市、グラスゴー。かつての大英帝国の屋台骨として、貿易と重工業の中心地になった工業都市というイメージがありますが、現在は芸術、文化の街として知られています。90年代以降、トラヴィス、モグワイ、フランツ・フェルディナンドなど、多くのアーティストを輩出した音楽好きにはおなじみの街でもあります。

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フォーファーのタータン|スコットランド旅行記05

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エディンバラから北へ約70キロ、フォーファーという街にあるStrathmore(ストラスモア)というタータン会社を訪ねました。フォーファーは人口14,000人の小さな街で、エディンバラから直行便のバスがありません。途中、スコットランド第四の都市ダンディーを経由します。

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エディンバラ|スコットランド旅行記04

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スコットランドの首都エディンバラは、歴史的建造物が立ち並ぶ「旧市街」だけでなく、新しい建築物と美しい均整がとれた「新市街」、どちらも世界遺産に登録されています。「新」市街といっても18世紀にできた街なので十分古いんですけどね。

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ロッカロン社の工場|スコットランド旅行記03

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1892年に設立されたロッカロン(Lochcarron)社は、糸染めから生地の織り、仕立てまで、120年以上に渡りスコットランドの伝統的な製法でタータンをつくり続けています。伝統的なキルト衣装だけでなく、ヴィヴィアン・ウエストウッド、バーバリー、アレキサンダー・マックイーン、ポール・スミス、コム・デ・ギャルソンなど世界的な有名ブランドの生地にも採用されているテキスタイル・メーカーでもあります。

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ボーダーズのタータン工場|スコットランド旅行記02

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ボーダーズ(Borders)とは、スコットランド南部、イングランドとの境にあたる地方をいいます。スコットランドでのタータン(チェック)発祥の地は北部ですが、19世紀以降、イングランドをはじめ世界中で流行してからはボーダーズ地方に数多くのタータン織物工場ができたのです。

その後、タータンの生産はより安くできる海外へと移り、多くの工場は閉鎖してしまいましたが、昔ながらの製法で本物のタータンをつくり続ける工場が、ボーダーズにはまだまだあります。なかでも、いくつか有名な工場が集まるセルカーク(Selkirk)に行ってきました。

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タータンチェックの種類と魅力的な文化・歴史|スコットランド旅行記01

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伝統織物でつくるネクタイブランドTUNDRAとして、スコットランドに伝わるタータンチェックを求めて現地に行ってきました。そもそもなぜタータンチェックに目をつけたのか。他の織物にはない特異なデザイン「登録制」システムと、ただのチェック柄に収まらない魅力的な歴史をもつ「タータン」を紹介したいと思います。ちなみに日本では「タータンチェック」という柄の名前で知られていますが、正確には「タータン」のみで「チェック」はつけません。

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ネクタイの歴史と進化

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ネクタイの歴史を少し詳しくまとめてみました。

なぜか常に政治と戦争と共に伝わる胸元の装飾品=ネクタイを辿ると、フランスで原型が誕生、革新的な英国紳士の価値観が世界中に拡大、そしてアメリカで完成した商品化など、ネクタイ史だけに収まらない、メンズファッション全体の進化が垣間見えます。

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