IKTT クメール伝統織物研究所3 カンボジア01-04

次に、ここで育てている蚕を見せてもらいました。ここの品種は非常に繊細で、虫除けスプレーをした人が近づくとそれだけで死んでしまうことがあるので、普段は見学禁止。僕は虫除けスプレーをしていなかったので特別に見せてもらいましたが、撮影はNG。ちなみにカメラのフラッシュでも死んでしまうらしい。

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IKTT クメール伝統織物研究所2 カンボジア01-03

IKTT峯村さんによると、ここは工房ではなく、村だそうです。IKTTの商品はここでつくっているので、当然売上は村の人たちに分配されるのですが、工房ではないので仕事を強制しているわけではないのです。 一応、お昼は13時から仕事することになっているそうですが、みんな適当みたいです。この日、着いたのは13:30くらいでしたが、この時点で働いている人は少なかった笑。

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IKTT クメール伝統織物研究所1 カンボジア01-02

前回エントリーで、「カンボジア・シルクで最も有名なArtisans Angkor」と書きましたが、日本国内で最も知られているのは、IKTTではないでしょうか? 長い内戦で途絶えかけていた伝統織物を、技術だけでなく、蚕や蚕の餌となる桑が育つ環境、つまり自然ごと、村ごと再生させるという壮大な活動を続けているのがIKTTです。そしてその代表が日本人である森本喜久男氏なので、これまで日本の大手メディアで多く取り上げられています。 http://iktt.org

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