タリンからフェリーでヘルシンキへ エストニア01-02

タリン港のフェリー乗り場へ向かい、出発約1時間前にチェックイン。前日予約したチケットはタリン – ヘルシンキ往復70ユーロです。 チェックインしないといけないところは飛行機っぽいですが、それ以外は国境を越えるとは思えない気軽さです。フェリーに向かう通路に麻薬犬がいましたが、荷物検査も重量測定もないので、基本的になんでも持ち込めます。こんなセキュリティーで大丈夫かなと思ってしまうほど。

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リガからタリン、ヘルシンキへ エストニア01-01

ラトビアに入る前、フィンランドへトランジットして訪れたヘルシンキが大好きになり、なんとか近いうち行けないかなあと思っていました。けど、よく考えればラトビアの次に行く予定だったエストニアの首都タリンは、バルト海を挟んでヘルシンキまで100km足らず。調べてみると、フェリーで片道たった35ユーロ、最短で1.5時間で行けるらしい。

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リンバジからリガへ ラトビア01-09

織物工房に行くとどうしても長居してしまいますが、通訳さんがいるときはなおさらです。会話時間が単純計算で2倍になるので、帰りのバスや電車の時間を忘れてしまってヒヤヒヤすることもあります。 工房のヤーニスさんに挨拶を済ませ、通訳のズィントラさんに、何時発のリガ行きのバスに乗りたいということをラトビア語で紙に書いてもらいました。

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リンバジの織物工房3 ラトビア01-08

一通り工房の説明をしてもらった後、倉庫に向かいます。 大量の資料やサンプルを見ながら、織りの種類、厚さなどをチェックします。そして、ネクタイにマッチしそうな伝統模様やパターンを探して、それらに意味やストーリーがあるのか確認。気になるサンプルをいただいたり、購入したり、持って帰れないものは資料として大量に写真を撮ります。

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リンバジの織物工房2 ラトビア01-07

工房の入り口がわからなくてうろうろしていると、見た目は60代後半のスーツを着た男性が案内してくれて中に入ることができました。この人がメールでやりとりしていたヤーニスさん。2階の部屋に行くと通訳のズィントラさんを紹介してもらいました。かなり太った50代の女性で、以前英語教師をされていたらしく、とても聞き取りやすくて助かります。

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リンバジの織物工房1 ラトビア01-06

アポをとっていたリンバジの織物工房へ行く2日前、メールで「通訳も同伴するんだよね?」と質問が。これ、ハンガリーと全く同じパターン(ハンガリー語通訳)かとかなり不安になりました。ハンガリーの時と同じく英語でメールのやりとりをしていたので、なぜ通訳が必要なのかわかりません。聞いてみると、どうやらメールの文章での英語のやりとりは問題ないが、会って話をするのは自信がないということらしいんです。

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The Museum of Decorative Arts and Design ラトビア01-05

日本でもそうですが、各国には伝統織物博物館のようなものがそれぞれあるので、勉強のためにも行くようにしています。ポーランドのウッチにある織物博物館のように素晴らしいところもありますが、正直言うと、ただ古いものを並べているだけで退屈なところもあるので、失敗することも多いです。 なので、僕はそういった歴史博物館のようなところより現代美術館のほうが好きでして、現代美術館には常設で古い作品が展示されていることも多いので、現代と過去のデザインや技術の対比を楽しめます。

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リガ 旧市街のお店 ラトビア01-04

ネクタイに合う伝統織物を探すために、事前に織物工房とアポをとる場合もあれば、現地で出会った人に工房を教えてもらうこともあります。 リガの旧市街にはラトビアの伝統織物を取り扱っているお店がいくつかあって、どこの国でも店員さんと話すと織物の歴史や制作方法、模様の意味など、本やサイトにのっていない情報をもらえることが結構あります。そしてありがたいことに、僕のやっているネクタイのことを話すと大概おもしろがってくれるので、こちらも楽しくなってくるのです。

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南船場のセレクトショップ odd numbers

5月上旬、商品写真撮影用のシャツを探して、大阪市内のお店を何件もまわっていました。見れば見るほど細かいところが気になって、もうちょっと襟がこうだったらいいのにとか、これはツンドラのネクタイには合わないなとか、なかなか気に入ったものが見つかりません。 この日も、事前に調べていた数件のお店をチェックし終わり、適当に歩いて探そうということで、マルジェラからお茶屋さん、そしてクリニック(肛門科)まで入っているカオスでレトロな大阪農林会館に初めて入りました。

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ネクタイブランドTUNDRA(ツンドラ)

おかげさまで、ようやくスタートすることができました。

改めまして、TUNDRA(ツンドラ)とは、世界の伝統織物でつくるネクタイブランドでございます。 サイトがオープンするまで、ネクタイブランドといいつつ全くネクタイに触れないブログ笑を更新してきたのですが、これからは海外の織物を日本でネクタイ縫製していく裏側、各国とのやりとりで生じたトラブルなどもちょっとずつ書いていこうと思います。

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